上の写真はアイロンビーズを作ったもののビーズが足りなかったことに気づいた場合の事例のひとつです。
立体アイロンビーズの作成途中では、よくあるだろう数の間違いです。
角にあるべきパーラービーズがないのです。
数を数え間違えたのかもしれませんし、アイロンをかけている時に間違って場所が移動してしまったのかもしれません。
原因は何であれ、修正が必要なことは間違いないです。
今回は修正のやり方について書いておこうと思います。
アイロンビーズでの修正について(マスキングテープを使う)
まずはマスキングテープを使う方法です。
マスキングテープで貼れば、すぐに取ることができます。
ここにパーラービーズをおいて、そこに足りないビーズがあるべき場所におきます。
上記の写真のように置くと、プレートに置いたときを同じような状態になります。
アイロンビーズをやっている人ならわかりますが、プレートに再度乗せたくなりますが、ビーズがすでに溶けていたりで、プレートにきっちりはまらないことが多いのです。
それでマスキングテープを使って場所を固定してからアイロンの準備をしていきます。
ちなみに海外のアイロンビーズの動画を見ていたら、マスキングテープではなく、パーラービーズ専用のマスキングテープみたいなものがあるようです。
パーラービーズテープとか言うのではなかったかと思います。
白の幅広のテープなのですが、おそらくマスキングテープみたいなものでしょう。
そのうえ、穴がボツボツ開いていてここからプレートに乗せられそうな形をしていました。
その穴によって場所を調整するのでしょうか。使ったことがないからわかりません。しかも日本では売っているのかどうかも不明です。
話を戻します。
プレートに乗っていたときと同じようにしてアイロンをかけます。
マスキングテープで固定しているとはいえ、動いてビーズがズレないように気をつけながらアイロンをかけていきます。
うまくビーズが溶けてくれれば、修正は完了です。
立体アイロンビーズを作ってアイロンしてから気づくこと
これは足りないのではなく、場所自体を間違えてしまった場合です。
上記の写真は黒のビーズがひとつズレてアイロンしたため、立体アイロンビーズを作った時にビーズがはまらなかったことに気づきました。
もちろん最初から作り直しをしてもいいのですが、この際なので、修正してみることにしました。
立体アイロンビーズを作ったことがある人ならわかりますが、立体アイロンビーズは、お互いにビーズを挟み込むことで立体にしていくことが多いです。
それなので場合がひとつずれたとしても、ビーズがきっちりはまらないで、作成できないことがあるのです。
間違えてアイロンでくっつけたところをカッターナイフで切って、はがします。
そして、正しい場所に移します。
この場合も固定するのは、マスキングテープの上で、です。
上の写真は正しい場所に、仮置きのような状態になっている写真です。
マスキングテープを使っているので、ある程度は動きません。ただしマスキングテープなので、アイロンをかける時はこの場所からズレてしまうこともありますので、場所を確認しながら、アイロンを再度かけていきます。
そっと紙をおいてアイロンをかけていきます。
海外の動画をみていると、アイロンをかけている時に、ビーズがズレてしまうことが多いので、「マスキングテープ方式」のようなやり方があるらしく、最初からマスキングテープを全体に貼り付けてからアイロンしているものを見ます。
プレートに置いたままでアイロンをかけるではなく、一旦、ビーズをマスキングテープに貼り付けるというやり方のようです。
マスキングテープも幅広のものを使っていました。
さて、修正したアイロンビーズです。
隣のビーズに黒の色が少し残っていることが見えます。このようにして、正しい場所にビーズを置いてアイロンかけできました。
これなら再度、立体アイロンビーズにとりかかれそうです。
しっかりアイロンでくっつけることができました。
きっちりはめ込むことができました。
立体アイロンビーズになりました。
アイロンがけが強すぎた場合(平べったくなってしまったビーズ)
次もよくあるパターンです。
ちょうどいいところで、アイロンがけを終えることができずに、アイロンがけをやりすぎた場合です。
つぶれるほどになっているので、ビーズが外れる心配はないのですが、こんどは穴が小さずぎて立体アイロンビーズにするのが難しくなります。
そのような場合は、ピンセットでも、ハサミでもいいのですが、これらを使ってアイロンビーズを広げていきます。
入れるべきところを広げるようにしてグリグリとやっていくと、アイロンビーズを入れることができます。
広げた後に、ビーズをけっこう強めに押していくと、ビーズが入っていきました。
アイロンがけがきつめになってしまった場合は、ピンセットやハサミを使って広げる、というやり方をします。
立体アイロンビーズは、アイロンがけが命、のようなもので、ちょうどいいところで、アイロンがけを終えることができたかどうかがカギです。
アイロンがけがきつくもなく(ビーズのはめ具合が難しくなる)、ゆるくもないのが理想です。
ゆるいと、立体アイロンビーズを作成中に、ビーズが剥がれて壊れてしまったりということが発生します。
立体アイロンビーズがうまく作れるかどうかは、アイロンがけの時点で決まっているようなものです。